特定調停とは何か

特定調停というとあまり聞きなれないかもしれませんが、どういったものなのでしょうか。これは、原則として裁判所を利用した任意整理のことを言います。平成12年度から施行された、国が定めた債務整理の方法の中でも新しい部類に入るものです。特定調停を利用する目安については、任意整理と同じように利息制限法にて決められた債務の返済が3年以内に完了できるかどうかにかかっています。

 

特定調停のひとつの特徴しては、特に専門知識がなくとも問題なく手続きを行えることにあります。債務整理と言ったら、それなりの給料はもらえていなかった場合はほとんど必要のないものですが、そうでなければかなりの苦戦が予想されるものです。そして、債務整理を行うに当たってはそれなりの知識を持って挑むべきなのです。実際、債務整理を個人で行おうとしても、知識がないと言って話を聞いてもらえないことになるのです。そういうことから弁護士を立てた方が絶対にいいわけです。ちなみに、弁護士や司法書士い依頼をしようと思っても、それなりにお金は必要になります。しっかりと金額的な面でも調べておいて、本当に特定調停が必要になったときでも慌てることなくしっかりと相談ができるだけのお金を用意しておくといいでしょう。