特定調停によるメリット

特定調停を行うと、いくつかのメリットが生まれることになります。このメリットについて説明させていただきます。特定調停においては専門知識がそこまで必要とされるわけではありません。ですから、手続きは比較的簡単に終わらせることができます。それにも拘わらずある程度費用面でも安くつくところが大きなポイントと言えます。債務整理と一言で言ってみても、手続きが面倒なものもありますし、そもそもそれ自体が弁護士や行政書士にいらいすることありきの物となっていることが多いです。ですが、特定調停の場合にはそのような心配もないのです。

 

また、特定調停の手続きについては早ければ1ヵ月程度で終わってしまうところもひとつのメリットになります。債務整理の方法によってはかなり時間のかかるものもありますし、早く終わらせてしまいたいと言う方にとってはこれ以上にないものと言えるのではないかと思います。特定調停の手続きを行うことにより、強制執行は止めることができますし、この手続きの間に強制執行が行われるようなこともないところもまたメリットであると言えるでしょう。そして、債権者との交渉は調停委員が行ってくれるため、自分としてやることが少ないところもまたメリットと言えるかと思います。